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DN不動産 お客様の声 #17:農業拡大のため遠方の相続農地を売却された森様(43歳)

DN不動産 お客様の声 #17:農業拡大のため遠方の相続農地を売却された森様(43歳)

えびの市在住の森様は、地元で農業を営んでいましたが、遠方にある相続農地の売却と地元での農地購入を検討されていました。

「私はえびの市で両親から継いだ農地で野菜を中心に栽培しています。5年前に母方の祖父が亡くなり、宮崎市郊外に約1ヘクタールの農地を相続しました。えびの市から宮崎市までは車で1時間以上かかるため、定期的な管理が難しく、また地元での農業規模を拡大したいと考えていたため、相続した農地を売却して地元の農地を購入する資金にしたいと考えていました。」

森様は、地元のJA(農業協同組合)の紹介でDN不動産を知りました。

「JAの営農指導員から『農地売買に詳しい不動産会社』としてDN不動産さんを紹介されました。農地は一般の不動産と違って売買に関する規制も多く、専門知識を持った会社でないと適切に対応できないと聞いていたので、安心して相談することができました。」

DN不動産では、農地法に基づく適切な手続きのサポートと、農地としての価値評価を行いました。

「最初に印象的だったのは、DN不動産さんが農地法や農業委員会の手続きに詳しいことでした。担当の方は実際に現地を調査し、土壌の状態や水利条件、周辺の作付け状況なども確認した上で、『農地としての価値』を適切に評価してくださいました。また、農地転用の可能性についても行政に確認の上、現実的な選択肢を提示していただきました。」

森様のケースでは、農地を買い手に適切にマッチングすることが重要でした。

「私の相続した農地は水はけが良く、特定の作物に適していることがわかりました。DN不動産さんは単に『農地として売る』だけでなく、その特性に合った作物を栽培している農家や法人にピンポイントでアプローチするという販売戦略を立ててくださいました。九州の不動産ネットワークと農業関連の人脈を活用した積極的な販売活動のおかげで、予想以上に早く買い手が見つかりました。」

農地売買特有の複雑な手続きも、DN不動産のサポートで安心して進めることができました。

「農地売買では農業委員会の許可など、一般の不動産取引にはない手続きが必要です。私は農業は知っていても、こうした法的手続きには詳しくなかったのですが、DN不動産さんが農業委員会との調整から書類作成まで全面的にサポートしてくださったおかげで、スムーズに手続きを進めることができました。また、えびの市から宮崎市までは距離があるため、現地での対応を全て代行していただけたことも大変助かりました。」

森様の農地は、野菜栽培を拡大したいという地元の若手農家に購入されました。

「最終的には宮崎市で新規就農した若い夫婦に購入していただくことができました。彼らは私が相続した農地の特性に合った作物を栽培したいと考えていたようで、『良い農地を譲ってもらえてありがとうございます』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。農地を荒らさず、きちんと耕作してくれる方に引き継げたことは、先祖への思いという点でも満足しています。」

また、売却後はDN不動産の仲介で地元の農地も購入することができました。

「宮崎市の農地売却後、その資金を活用してえびの市内の隣接農地を購入することもできました。こちらもDN不動産さんに仲介していただき、とてもスムーズに取引が完了しました。地元での農業拡大という当初の目的が達成でき、現在は効率的に農作業ができるようになり、収穫量も増えています。」

森様は、農地の売買を検討している農業者へのアドバイスも語ってくださいました。

「農地の売買は一般の不動産とは異なる難しさがありますが、専門知識を持った会社に相談することで円滑に進めることができます。特に遠方にある相続農地など、自分では活用しきれない農地は、早めに売却を検討した方が良いと思います。荒れた状態が続くと農地としての価値が下がってしまいますし、地域の迷惑にもなります。DN不動産さんのように農地法に詳しく、農家同士のマッチングもできる会社なら、農地を有効活用してくれる買い手に巡り会える可能性が高まると思います。」

次回は、空き家バンクに登録したものの反応がなく、別の売却方法を模索していた橋本様のケースをご紹介します。


※お客様の声は実際のお取引を元にしていますが、個人情報保護のため、文章や地域や取引時期などを一部修正・加工しています。

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